公益社団法人函館市医師会 函館市医師会健診検査センター

検査に関して TEL 0138-43-8800
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健診に関して TEL 0138-43-8801

検査部門

日本医師会 臨床検査精度管理成績

日本医師会臨床検査精度管理は、3,000以上の医療施設が参加する、日本の代表的な広域精度管理調査で、当センターは、昭和47年より毎年参加しており、高い総合評価点を収めております。

年度 総合評価評点
令和3年度 98.0点
令和2年度 99.5点
平成31年度(令和元年度) 97.1点
平成30年度 98.6点
平成29年度 99.2点
平成28年度 99.5点
平成27年度 99.8点
平成26年度 100.0点
平成25年度 99.7点
平成24年度 99.8点
平成23年度 100.0点
平成22年度 99.8点
平成21年度 99.7点
平成20年度 100.0点
平成19年度 99.7点

外部精度管理の実施状況

  • 日本医師会臨床検査精度管理調査
  • 日本臨床衛生検査技師会臨床検査精度管理調査
  • 北海道臨床衛生検査技師会臨床検査精度管理調査
  • 北海道臨床衛生検査技師会
    臨床検査精度管理事業(形態検査)
  • 北海道衛生検査所外部精度管理調査
  • 日本結核予防学会
    結核菌感受性検査外部精度評価
  • 各種メーカーサーベイ

検体検査laboratory test

  • 検査受付

    当センターでは、検体受付を迅速・正確に処理するため自動分注機等による自動化システムを導入し、総合的精度管理(TQC)の向上をはかっています。

  • 生化学的検査

    主に血清や尿中に含まれる蛋白成分・酵素・脂質・含窒素成分・電解質・糖代謝関連物質等の化学物質を、多項目自動分析装置により迅速に検査しています。

  • 内分泌学的検査・腫瘍マーカー検査・肝炎ウイルス検査・薬物分析検査・アレルギー関連検査・ウイルス学的検査

    ホルモン・特殊蛋白・腫瘍マーカー・肝炎ウイルス・薬物分析・アレルギー・ウイルスなどをCLEIA・ECLIA・CLIAにより迅速に検査しています。

  • 血液学的検査

    血液中の赤血球数・白血球数・血色素量・血小板数から白血球分類までを、最新のテクノロジーにより、迅速に検査しています。

  • 凝固・線溶系検査

    各種凝固検査(PT・APTT・FIB・ATIII・血中FDP・Dダイマー)を、オートシステムにより、迅速に検査しています。

  • 免疫血清学的検査

    血液型・マイコプラズマ抗体(PA)を用手法にて、また、梅毒をはじめとする各種免疫血清検査を、各種検査法により迅速に検査しています。

  • 遺伝子関連検査

    遺伝子増幅(PCR)を用いた高感度検出法により結核菌DNAやMAC、DNAを迅速に検査しています。

  • 一般検査

    尿沈渣・関節液検査・精液検査・穿刺液検査・虫卵検査などの一般検査と、大腸癌スクリーニングとしての便中ヘモグロビン検査などを実施しています。

  • 微生物学的検査

    各種検査材料からの感染症起因菌の染色・分離培養・同定検査と薬剤に対する感受性試験を検査しています。薬剤感受性試験は、MIC-2000システムにより検査し、MIC(最小発育阻止濃度)値を報告しています。

  • 病理学的検査

    細胞診検査では、病変部から採取した細胞をスライドグラスに塗抹し、顕微鏡で観察し、判定しています。病理組織検査では、病変部から採取した小さな組織や手術した臓器を使って、顕微鏡用の標本を作製し、 病理医が診断しています。

検査体制

正確なデータを迅速に報告するため、回収から仕分・検査・報告まで、品質マネジメントシステム(QMS)を重視したシステムにより管理しています。

  1. 依頼書

    病院独自のユーザーセットが最大99セットまで設定可能です。
    セット内容に応じ、必要な検査材料を依頼書に印字しています。

  2. 検体集荷

    無線搭載車で、函館市内及び近郊地区を、迅速に集荷を実施し検査材料の経時変化を抑えています。
    緊急対応は別便回収しています。

  3. 検査受付

    依頼内容(氏名・検査項目・必要材料・保存状況・至急)の照会・確認をし、不明な点は病院に問い合わせする様になっています。

  4. 検査依頼

    依頼書についてはOCR形式で入力を行い、また、電子媒体での依頼取込みも採用し、入力ミスの防止に努めています。

  5. 検体仕分け

    依頼確定後、バーコード出力、検体への正確な貼付、検体種類別での仕分けを行い各検査工程へ移行します。

  6. 総合検査

    自動分析機をオンライン化し、バーコード運用にて正確迅速に入力チェックを行っています。

  7. 精度管理

    安定したデータを提供するためx-Rs-Rやx-Rなどの内部精度管理を実施し、日本医師会をはじめとする外部精度管理にも多数参加しています。

  8. 再検処理

    異常値・上下限・前回値・項目間・MEエラーのシステム再検チェックによりミスを防止しています。

  9. 報告書

    報告書には、フリー・固定・糖負荷グラフ・蛋白分画・一般細菌・病理細胞診・至急などが用意されており、FAX送信、オンライン送信、媒体出力も可能となっています。

  10. 医療支援

    診療支援システムWOLFを用い、検査データのダウンロード・検索・照会・報告書出力・各種医療文書の作成・医療機関同士での情報交換、そして日セレ(ORCA)との連携により手軽な院内IT化を可能としています。

セット検査・基本ユニット一覧

セット検査一覧基本ユニット一覧